PayPay証券とGMOクリック証券を厳選5つの項目で比較しました

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こちらでは人気証券会社の「PayPay証券」と「GMOクリック証券」を5つの項目で比較してみました。

多くのみなさんが証券会社を選ぶ基準となる、
「1.手数料」「2.積立、投信」「3.外国株」「4.IPO(新規公開株)」「5.サポート」を徹底比較しています。両社の良いところ悪いところを包む隠さずお伝えしていきます。

これからどちらで口座開設しようか迷っている方の参考になれば幸いです。

「PayPay証券」と「GMOクリック証券」を5つの項目で比較しました!

1.手数料 手数料で比較してみました。
2.積立・投信 積立・投信の有無を比較しました。
3.外国株 外国株の取り扱い数で比較しました。
4.IPO IPO(新規公開株)の取り扱いで比較しました。
5.サポート サポートで比較しました。

1.「PayPay証券」と「GMOクリック証券」をネット手数料で比較!

ネット手数料 PayPay証券 GMOクリック証券
日本株を現物で スプレッド 0円〜(27歳以下0円)
日本株を信用で 信用取引、不可 0円〜
  • PayPay証券の国内株取引手数料の詳細
    PayPay証券の現物株取引手数料は基準価格に0.5~1.0%を乗じた金額が手数料となり、取引価格に含まれます。
    少額(1万円以下ほど)の取引だと、手数料も他社に比べて安いかと思われます。
    また、PayPay証券の取り扱い銘柄は有名企業に限られ、1000円からの取引が可能です。
    大体の証券会社では株を購入するのに1単元(だいたいが100株)からの売買になるので、数万円〜数十万円ぐらいが必要になります。
  • GMOクリック証券の国内株取引手数料詳細
  • 現物は27歳以下原則0円
    「1日定額プラン」 1日の約定代金の合計が100万円までは0円。 0円〜1691円
    「1約定ごとプラン」1注文の約定代金に応じた手数料体系。50円〜930円。
    プランは切り替え可能です。

  • 信用は取引も2つのプランが用意されています。
    「1日定額プラン」1日の約定代金の合計が100万円までは0円。 0円〜1320円。
    「1約定ごとプラン」1注文の約定代金に応じた手数料体系。97円〜264円。
    プランの切り替え可能です。

  • 取り扱い銘柄は現物、信用、ともに普通に豊富です。
    料金体系をみると、1日の約定代金が100万円以下だと手数料は0円なので、少額で何度も売買するデイトレ向きかもしれませんね。

    2.「PayPay証券」と「GMOクリック証券」を積立、投信で比較!

    PayPay証券 GMOクリック証券
    プランの多さ 9つのコース 100以上のコース
    金額 100円から 100円から
  • PayPay証券の資産運用の詳細
    PayPayマネーやPayPayポイントも使えます。
  • GMOクリック証券の資産運用の詳細
    100円から可能です。
    積立は証券口座からも、お客様の指定する銀行からも自動引き落としの設定が可能です。

    6000本の中からGMOクリック証券が厳選したものを、海外のものを含めて100本以上用意されています。
    ファンド検索を選ぶ際は手軽に分散投資できる「バランスファンド」、堅実投資の「インデックスファンド」、積極投資で選ぶ「アクティブ、テーマ型」とわかりやすく選択できます。
    その他、日本、海外、新興国、株式、債券、バランス、REIT、その他、という具合に選択できるので割と楽に選べそうです。
    100本程度に厳選しているので、初心者でも困らなくて良いでしょう。

    3.「PayPay証券」と「GMOクリック証券」を外国株で比較!

    PayPay証券 GMOクリック証券
    取り扱い数 米国150銘柄ほど 取り扱いなし
    取引手数料 スプレッド
  • PayPay証券の米国株の取り扱い詳細
    米国の超有名な銘柄を厳選しています。そのため、初心者の方でも比較的迷わずに売買できることが期待されるでしょう。
  • PayPay証券での取り扱い銘柄数が少ないのには訳があり、1000円から売買できるようにしているためです。ウリは1000円から有名企業の株主になれることでしょう。通常は最低取引には数万円〜数十万円が必要です。
  • PayPay証券取引手数料のスプレッドとは、基準価格に0.5〜0.7%を乗じたものです。少額(1万円以下ほど)の取引だと、手数料も他社に比べて安いでしょう。
  • GMOクリック証券の外国株取り扱い詳細
    残念ながらGMOクリック証券では、現在のところ外国株の現物や信用取引での取り扱いはありません。
    CFDでの扱いはありますが、 GMOクリック証券のCFD用の口座が必要です。
    CFDとはFXのようなシステムで取引を行うもので、証拠金を預け、それを担保として売買します。
    CFDでは株に限らず、金や株価指標など多くのもので取引可能です。
    金融商品のジャンルが異なるので、ここでは割愛いたします。

    4.「PayPay証券」と「GMOクリック証券」をIPO(新規公開株)で比較!

    PayPay証券 GMOクリック証券
    取り扱い実績 過去に1回だけ 少ない
    当選確率 普通(平等抽選) 普通(平等抽選)
  • PayPay証券のIPO(新規公開株)の詳細
    1株から応募できますが、ほとんど取り扱いをしていません。

  • GMOクリック証券のIPO(新規公開株)の詳細
    過去にIPO(新規公開株)の募集はありますが、募集する年もあれば、募集しない年もある、という感じであまり期待は出来ない程度の取り扱い実績です。
    抽選はコンピュータを使った公平な方法です。

    5.「PayPay証券」と「GMOクリック証券」をサポートで比較!

    PayPay証券 GMOクリック証券
    電話サポート あり あり
    店頭サポート あり なし
  • PayPay証券のサポートについては、おおむね良好なようです。
    また、PayPay証券は投資に不慣れな方が安心して始められる設計になっているようです。
    電子メールでの問い合わせ:support@cs.PayPay-sec.co.jp
    電話での問い合わせ:03-6833-3000 月曜日~金曜日 9:00~17:00(祝日を除く)
    PayPay証券はソフトバンクフループの会社なので、特定のソフトバンクショップ内で対面での接客もしています。
    店頭販売、サポート平日10:00 ~ 18:00
    (設置場所であるソフトバンクショップの営業時間に準じる)
    ソフトバンク仙台クリスロード内
    ソフトバンク銀座内
    ソフトバンク名古屋内
    ソフトバンクグランフロント大阪内

  • GMOクリック証券のサポートは、電話で丁寧な応対をしてくれる、という口コミが見られます。
    コールセンターと、問い合わせフォームからの方法が用意されています。

    電話 : 0120-727-930 / 03-6221-0190
    営業時間 月曜日~金曜日 8:00~18:00(年末年始、祝祭日を除く)

    メールフォーム:GMOクリック証券の会員は、口座にログインしてからサポートページへ。  
    口座をお持ちでないお客様はこちらのメールフォームへ。

    「PayPay証券」をおすすめの方はこんな人!

    • 少額で国内外の有名な企業の株主になりたい方。1000円から有名企業の株を買えます。
      手数料体系が、毎日頻繁に売買をする方には向いていないかもしれません。
      また取引金額1万円以下くらいなら、他社に比べて手数料は割安。取引金額が大きくなるにしたがって、だんだん手数料が高額になります。
      ですので株を小さく(1万円以下)買う方にむいています。
      数週間からそれ以上のあいだ株を保持し、頃合いを見計らって売る、というスタイルであればかなりお得です。

    • 投資初心者の方。
      取り扱い銘柄を有名企業に絞っているので、多くに情報に振り回されなくて良いでしょう。

    • 米国株を1000円から買いたい方。
      通常は最低取引に数万〜数十万円必要ですが、PayPay証券では1000円から購入可能です。
      ただし、有名企業に限られます。
      手数料も少額(1万円以下くらい)なら他社と比較しても安いです。

    • 少額から積立、投資信託(ファンド)を扱いたい方。
      100円から資産運用できます。PayPayマネーでも可能。
      厳選された9つのコースが用意されているので、あまり知識がなくても目移りしなくて良いでしょう。

    • 初心者でサポートが心配、という方。
      電話、メールでの対応は迅速で親切、だとの口コミが多いです。
      また、PayPay証券はソフトバンクグループの会社なので、以下での対面対応も行っています。
      ソフトバンク仙台クリスロード内
      ソフトバンク銀座内
      ソフトバンク名古屋内
      ソフトバンクグランフロント大阪内

    PayPay証券の公式サイトはこちら

    「GMOクリック証券」をおすすめの方はこんな人!

  • 低コストで株の取引をしたい方。少額でデイトレをしたい方。

    GMOクリック証券は「現物も信用も低コストでお取引」と謳っております。
    現物、信用、どちらも0円からの手数料体系を用意しています。
    27歳以下は現物取引、原則手数料0円です。

    現物、信用、それぞれ2つのコースがあり、
    現物:「1日定額プラン」では、1日の約定代金の合計が100万円までは0円。最大で1691円まで。
    「1約定ごとプラン」では、1注文の約定代金に応じた手数料体系。50円から最大で930円まで。
    プランは切り替え可能です。

    信用取引:「1日定額プラン」では、1日の約定代金の合計が100万円までは0円。最大で1320円まで。
    「1約定ごとプラン」では、1注文の約定代金に応じた手数料体系になっています。97円から最大で264円までです。
    こちらもプランの切り替え可能です。

    1日の約定代金が100万円以下だと0円なので、少額でデイトレをされる方は有利ですね。

  • 少額から投資信託や積立投資をしたい方。
    投資信託では100円から購入できます。

  • 投資信託はどれを選べばいいか迷う、という方。
    世界中の6000本からGMOクリック証券が厳選した100本以上の投資信託(ファンド)が用意されています。

    投資信託(ファンド)検索機能を使えば、手軽に分散投資できる「バランスファンド」、堅実投資の「インデックスファンド」、積極投資で選ぶ「アクティブ、テーマ型」とわかりやすく選択できます。

    その他、日本、海外、新興国、株式、債券、バランス、REIT、その他、という具合に選択できるので割と楽に選べそうです。
    100本程度に厳選しているので、初心者でも困らなくて良いでしょう。

  • お客様指定の銀行から自動引き落としで投資信託の積立をしたい方。
    毎月100円からお客様指定の銀行、もしくはGMOクリック証券の証券口座から自動引き落としの設定ができます。

  • 投資初心者の方。
    GMOクリック証券では、サポートが優しかった、親切だった、との概ね良好な口コミが多かったです。
    コールセンターとメールフォームが用意されています。

    GMOクリック証券の公式サイトはこちら

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。今回は人気の「PayPay証券」と「GMOクリック証券」の違いを5つご紹介してきました。

    PayPay証券とGMOクリック証券は結構比較して検討する方も多いのですが、実は「PayPay証券」と「サクソバンク証券」で比較する方の方が多いんです。

    詳しくは「PayPay証券とサクソバンク証券を厳選5つの項目で比較!」こちらにまとめましたので気になる方はぜひ読んでみてくださいね。